岡庭由征の生い立ちが続々判明!「ゲームとムシじゃ物足りない」恐るべき奇行の数々

茨城一家殺傷事件

茨城県境町で殺傷事件を起こしたとして、岡庭由征(おかにわよしゆき)容疑者が逮捕されました。岡庭由征(おかにわよしゆき)がどのような生い立ちを辿ったのか、岡庭由征の生い立ちに興味が集まっています。

この記事では岡庭由征の生い立ちを、判明している生い立ちの情報をもとに詳しく見ていきます。

岡庭由征の生い立ち:誕生

岡庭由征が生まれたのは1994年の三郷市。大富豪の息子である父親と神社の娘である母親との間に生まれました。岡庭由征の祖父は不動産ビジネスで大成功しており、長者番付にも名を連ねるほどの大富豪です。

岡庭由征の名前は「岡庭吾義土(おかにわあぎと)」。週刊文春(オンライン)によれば、岡庭吾義土という名前は、岡庭由征の母親の生家である神社の神主が名付けたといいます。

別記事での触れていますが、岡庭吾義土という文字は極めて縁起が良い名前です。地元の大富豪と名家の娘との間に生まれた岡庭由征。岡庭由征の生い立ちは、岡庭家の将来を嘱望されたサラブレットとしてスタートします。

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岡庭家、ひいては岡庭一族の期待を背負う岡庭吾義土。父親も母親も親戚も、みんなで岡庭由征(岡庭吾義土(おかにわあぎと))を溺愛します。岡庭家ではきっと、以下のようなやりとりがあったことでしょう。

「いいか、アギト。欲しいものがあったらパパが何でも買ってやるからな!」
「あら、アギト、誰かに泣かされたの!?かわいそうに。。。ママがきつく叱っておくから!!」

とにかく甘々に育成された岡庭由征(岡庭吾義土(おかにわあぎと))。10数年後、凶悪犯として日本中を驚かせるとは、両親はじめ誰もが夢にも思わなかったことでしょう。

岡庭由征の生い立ち:小学校時代

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小学校に上がった岡庭由征。生き物が好きだった岡庭由征は、家でかまきりなどの昆虫を飼っていました。絵画も得意で、ザリガニとカマキリが戦う絵で入賞したこともあるそうです。

岡庭由征は昆虫だけでなく、蛇にも興味を持ちます。小4の時にはニシキヘビのボールパイソンを買ってもらいました。

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ちなみにボールパイソンの相場は数万円。見た目もグロく、大きいものだと1mを超えます。一般人なら高価なうえに置き場に困る(そもそも要らない)ので購入をためらうところですが、さすがは金持ちです。

また、岡庭吾義土は「女の子と遊んだり」「テレビゲーム」もしていたと言います。周囲からも見ても、岡庭吾義土は「普通の金持ち小学生」だったのでしょう。

女子と遊ぶことも多かった。鬼ごっこしたり、『NINTENDO64』でゲームをしたり。

出典:週刊文春オンライン

NINTENDO64といえば、1996年に日本で発売された据え置き型のゲーム機です。任天堂が初めて、本格的な3Dゲームとして売り出した機器でもあります。

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NINTENDO64の大人気ソフトは「大乱闘スマッシュブラザーズ」(通称スマブラ)。ゲームの人気キャラクターが「殴る」「蹴る」「刀で斬る」などして相手にダメージを与え、場外へと消し去るゲームです。

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刀で相手を斬りつける。。。うほほ、楽し!

のちに連続通り魔事件を起こす岡庭由征。ハマっていたことは間違いありません。岡庭由征のお気に入りキャラは、剣でひたすら相手を切り裂いていく「リ〇ク」(ゼ〇ダの伝説)だったことでしょう。

ゲームだけにとどまらず現実世界でも、岡庭吾義土は「人を痛みつけることに快感を覚えるポテンシャル」を持っていました。岡庭吾義土の友人の母親の証言です。

小1くらいの頃、よく吾義土はうちに遊びに来ていましたが、彼は親の目を盗んで意地悪をするような子でした。うちの子が突然泣き出すので見に行くと、つねられていたりしたことも。また、オモチャを『ダメダメ』と言って貸さなかったり。

出典:週刊文春オンライン

人の見えないことろで意地悪をする、暴力をふるう。岡庭吾義土による三郷市/松戸市の通り魔事件や、茨城県境町での殺傷事件に通じるところがあります。

加えて、岡庭吾義土は「いじめっ子」だったとの情報も出ています。岡庭吾義土の小学校時代の同級生による証言です。

同じクラスの補聴器をつけた男子が、アギト君たちからイジメを受けていました。背後から2人がかりで飛び膝蹴りを喰らわせるなど、暴力がエスカレートして、その子は不登校になってしまったんです。アギト君は弱い者イジメをする子だなという印象でした

出典:週刊新潮

あえて補聴器を付けた子供をいじめる。自分より弱い者(女性など)を狙う岡庭吾義土の暴力性を垣間見るエピソードです。

さらに岡庭吾義土は小5の頃から、インターネットで女性の〇害シーンなどを見て興奮していたと言います。とりわけ興味をひかれたのが猫を茹でる映像でした。

人に悪さをしたり、暴力的なサイトを楽しむ岡庭吾義土。しかし、岡庭吾義土の母親はかわいい息子をしっかりとは叱りませんでした。

・お母さんは一応注意はするものの、随分優しい口調で叱る感じじゃなかった(友人の母親)
・「こんなことしちゃいけないんだよ」と、軽く注意するのみだった

出典:週刊文春オンライン

人を傷つけても怒られない。そして、猫や人を傷つけるのを見るのが極めて楽しい。岡庭吾義土がゲームの中だけでなく、現実世界で人を痛みつけることに興味を持ったことは想像に難くありません。

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岡庭由征の生い立ち:中学校時代

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中学生になった岡庭由征。地元の中学校に入学し、テニス部に入部します。爽やかな青春時代を過ごすことになるかと思いきや、岡庭由征は夏になると急に部活に来なくなったと言います。

きっかけは生き物の「解剖」でした。

彼は中学1年のときはテニス部でしたが、6〜7月には急に部活に来なくなってしまった。その後はずっと帰宅部でしたが、やがて虫などの解体に興味を持ち始めたのです。夏になると、自宅近くの地面にしゃがみ、何やら熱心に作業をしている。覗き込むと、セミの胴体を叩いて切り離していた。やがて、対象は昆虫、カエル、スズメへとランクアップしていった

出典:週刊文春オンライン

岡庭由征の住む埼玉県三郷市には自然がたくさん残っています。岡庭由征は人を痛みつける前に、まずは小さな生き物で「予行演習」をしていたと考えられます。

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こうやって切ると、こうなるのか。うひょひょ・・・!

ターゲットを徐々に大型化させていく岡庭由征。当時三郷市に生息してたハトやカラスなどは、「次は自分が狙われるんじゃ…」と恐れおののいていたことでしょう。

また学校関係者によれば、岡庭由征は理科の時間が唯一の楽しみだったようです。のちに猛毒サリンの精製方法を独学するなど、自室を”実験室”化した岡庭由征。岡庭由征の犯罪者としての素養は中学校時代に開花し始めたと言っていいでしょう。

理科の時間は異様に楽しんでいた。そのころから、解体や化学反応などに対してものすごい興味を示していた。

出典:関係者の証言

一方、生い立ちを語るうえで重要な祖父母と岡庭由征が絶縁状態になるのも中学生の時でした。きっかけは、祖父が岡庭由征を叱ったことです。

(岡庭由征が)庭で悪さをしたので怒ったら、石を投げてきて部屋のガラスを割ってきた。ごめんなさいも言わない。それ以来、(岡庭由征が)どうなったのかは知らない。

出典:スポニチアネックス

蛇やニンテンドー64を買ってもらえたのも、祖父が大富豪だから。会社であれば「会長」に逆らうような行為で即刻クビでしょう。しかし、岡庭由征の両親が大甘だったこともあり、岡庭由征はその暴力性を弱めることなく、高校時代へ突入していくことになります。

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岡庭由征の生い立ち:高校時代

岡庭由征は高校生になると、千葉商科大学付属高の商業科に進学しました。すでに昆虫、爬虫類、鳥類の解剖を終えていた岡庭由征は、かねてより目をつけていた猫をターゲットにします。

「うわ!猫って切るとこんな感じなのか!たまらん!!」
「みんなにも教えてあげよう!」

猫の解剖で大興奮した岡庭由征は2011年11月1日、猫の生首をジャムの瓶につめ、高校に持参します。そして、高校のクラスメートの前で披露しました。

「おーい、みんな見てよ、猫のクビ!」

強烈な腐臭を放つグロテスクな猫の首。教室のみならず学校中が大パニックになりました。

蓋を開いた直後、教室中に腐敗臭が漂う。瓶の中には切断された猫の生首が入っていた――。教室は大パニックで、他のクラスにも瞬く間に情報が伝わり、教師が駆けつける事態になった。

出典:週刊文春オンライン

猫の生首を誇らしげにさらす岡庭由征。一緒の空間にいた生徒や先生のことを想像するだけで吐き気がします。。。

ちなみに、岡庭由征は猫の首を持参した理由を「仲間が欲しかった。みんなが喜ぶかと思って」と語っていたそうです。瓶の中身がジャムならまだしも、猫の首ではハエやカラスくらいしか寄ってこないでしょう。

さらに岡庭由征ははサバイバルナイフを常時携帯していました。そして、「いつかは人を〇したい」とまでクラスメートに言い放っていと言います。

ナイフを靴下の中や机の中、制服の内ポケットに忍ばせ、自慢気に『ナイフ、ここにある。いつか人を〇してみたい』って。生首事件の翌日、吾義土は母親と共に先生から呼び出しを食らったのですが、実はそのときもナイフ2本を隠し持っていた

出典:週刊文春オンライン

いつ人をターゲットにするか分からない状態になっていた岡庭由征。岡庭由征の母親もうまく意思疎通が出来なくなっていきました。

ある日、お母さんが心配そうな顔で『あの子、急に会話がまったく通じなくなったのよ』と相談してきたのです。私は『思春期だから気にすることはないんじゃない』と言ったのですが、お母さんは『そんなレベルじゃない』と。

出典:週刊文春オンライン

「ど、どうしよう。。。私の知っている吾義土じゃない。。。」

何不自由なく大甘に岡庭由征を育ててきた母親。愛息子の突然の変貌ぶりに大きく混乱したことは間違いありません。

さらに2011年の9月、岡庭由征は放火事件も起こしています。ターゲットになったのは、岡庭一族の知り合いの家でした。

たまたま裏手を歩いていた人が知らせてくれ、警察に通報したのです。植え込みの根本の50〜60センチ四方が燃えた。

出典:週刊文春オンライン

結局この事件は、20万〜30万円の賠償金で和解しました。金に物を言わせてもみ消す。岡庭一族の本領発揮です。

しかし、岡庭由征の相次ぐ奇行に両親も大きな不安を持つようになります。

本当に、、、人を〇してしまうかも。。。

両親の悪い予感は的中します。2011年の11月と12月、岡庭由征は三郷市で中学生、松戸市で小学生を相次いで切りつける通り魔事件を起こしました。

高校生を刺した包丁を自宅に持ち帰った岡庭由征。ナイフをなめながら自慰行為をしたと言います。

岡庭は担当検事の調べに対し、こう供述している。

――A子さん(中学生)を刺した後、包丁は?
「血が付いているから見ていた。自分の部屋で刃を舐めたり……」

――どんな気持ちに?
「興奮した。(自慰行為を)した」

出典:週刊文春オンライン

人を傷つけた道具で快感を得る岡庭由征。完全なる性的サディストです。なお、連続通り魔事件を含む岡庭由征の事件については別記事にて詳しく触れています。是非ご覧ください。

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岡庭由征の生い立ち:通り魔事件後

通り魔事件を起こした岡庭由征は医療少年院に5年間入ったあと、埼玉県内のグループホームに入所することになります。

精神障がい者が住むグループホームで、岡庭由征は静かに暮らしていました。しかし、共同生活が苦痛になると、1年ほどして三郷市の実家に戻ってきてしまいます。

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ついにあいつが帰ってくる…

両親や同級生、そして猫や鳥。岡庭由征の帰還にあらゆる生き物が戦慄を覚えたことでしょう。しかし、人を襲うことに快感を覚えた岡庭由征のターゲットは紛れもなく人でした。

2019年の9月には、茨城県境町の小林さん一家を殺傷(※2021年5月11日時点では容疑を否認)。森の中で孤立した小林さん一家を、何の接点もない岡庭由征が襲撃したとされる事件です。

なお茨城県では同時期、境町を中心に不可解な事件が多数起きています。

1. 茨城県八千代町で老夫婦が殺傷される。ベトナム人が逮捕されたが容疑否認(2019年8月)
2. 茨城県坂東市の路上で、通り魔による殺人未遂事件が発生(2019年9月)
3. 茨城県境町で住宅火災が発生。刺し傷のある70代と30代の親子の遺体が見つかる。
 死因は焼死と出血性ショック(2019年9月)

出典:産経新聞ニュース(1, 3)、ニュース速報Japan

不可解な事件が起きたのは境町、あるいは境町に隣接する町や市です。岡庭由征の家からは40 km離れている場所もありますが、若者がスポーツバイクを使えば容易にたどり着ける距離でもあります。

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いずれの事件も真犯人の特定には至っていません。岡庭由征と事件との関連性について情報が得られ次第、追記したいと思います。

2019年の殺傷事件後も、岡庭由征は地元をふらついていたと言います。ある時はタクシーで東京都の鶯谷にも顔を出していました。

うちの運転手が彼を乗せ、『東京の鶯谷に行ってください』と言われたと。ラブホテル街で下ろしたのだが、運賃は7000〜8000円だった

出典:週刊文春オンライン

鶯谷といえば「ラ〇ホ街」として有名です。岡庭由征が女と会っていた可能性もありますので、判明ししだい追記したいと思います。

また、鶯谷周辺には、S●クラブが複数存在しています。岡庭由征は凶器で人を襲うだけでは飽き足らず、「快感を覚える他の手段(縄で縛る、鞭で打つなど)」を考えたのかもしれません。

大富豪の家から生い立ちをスタートさせた岡庭由征。岡庭由征の生い立ちは徐々に明らかになってきましたが、岡庭由征が性的サディストになった真因はまだ明らかになっていません。

岡庭由征の生い立ちに関して謝りや補足がありましたら、是非情報提供のほどよろしくお願いいたします。

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