鶴崎心桜母親は林真須美の娘!「もう死ぬしかない」毒物カレー事件真犯人説が再浮上

鶴崎心桜さん殺害事件

2021年6月9日に和歌山県の住宅で死亡した鶴崎心桜(つるさきこころ)さん(16)の母親が、林真須美の娘(長女)であることが分かりました。

この記事では、鶴崎心桜(つるさきこころ)の母親に焦点を当て、鶴崎心桜さん殺害事件や毒物カレー事件を見ていきたいと思います。

鶴崎心桜の母親は林真須美の娘

林真須美の夫である林健治さんは、鶴崎心桜さん殺害のニュースを受け、鶴崎心桜さんの母親が林真須美の娘であると語りました。AERA dot.の記事によれば、林真須美と健治さんの長女が鶴崎心桜さんの母親、そして鶴崎心桜さんが初孫とのことです。

鶴崎心桜さんの祖母が林真須美死刑囚ということなのですが、話が複雑化するので一度整理をします。殺された鶴崎心桜さんは林真須美の孫で、実の父親(元夫)とは暮らしていません。鶴崎心桜さんの母親は再婚し、現夫との間に次女(死亡)をもうけています。

■鶴崎心桜さんの母親の基本情報
・氏名:鶴崎(旧姓林)?
・年齢:37歳
・出身:和歌山県

林真須美死刑囚の長女であった鶴崎心桜さんの母親は、4人兄弟の一番上でした。長女として非常に面倒見がよく、快活な子供だったと言います。

鶴崎心桜さんの母親と兄弟たちとの写真です。真ん中で赤ちゃんを抱いているのが鶴崎心桜さんの母親になります。妹(林真須美死刑囚の3女)を抱く鶴崎心桜さんの母親は、見ての通り本当の母親のようです。

鶴崎心桜さんの母親と3女は10才以上も年が離れています。鶴崎心桜さんの母親、年の離れた3女を特にかわいがっていました。こちらの写真でも、ピンクの服を着た鶴崎心桜さんの母親が赤ちゃん(3女)に寄り添っています。

毒物カレー事件が起きると、鶴崎心桜さんの母親とその兄弟は施設に入れられました。鶴崎心桜さんの母親とその兄弟に対しては、施設での壮絶ないじめが待っていました。

ある日、鶴崎心桜さんの母親が施設の学園長にカレーを配膳した時の事。施設の学園長は信じがたい言葉を投げかけたと言います。

おい、これ、ヒ素、入ってるんちゃうん?

出典:週刊文春

鶴崎心桜さんの母親は心無い学園町の言葉に泣き崩れました。しかし鶴崎心桜さんの母親は、年下の兄弟たちをかばいつつ、何とか高校卒業までこぎつけます。

高校卒業後、鶴崎心桜さんの母親はアパレルメーカーの営業職につきました。人一倍責任感が強かった鶴崎心桜さんの母親は、好業績を挙げつつ、稼いだお金で兄弟たちにプレゼントなどを買ってあげたそうです。

(林真須美)の次女にはティファニーのアクセサリー。(林真須美の)長男には裏原宿系のハイブランドの服を買ってくれた。(林真須美の)3女にはぬいぐるみ。少し無理して買ってくれたのかもしれない

出典:週刊文春

実母である林真須美が獄中にいる間、鶴崎心桜さんの母親はまさに兄弟たちの母親の代わりとして、必死に地元の和歌山県で生き抜いてきました。

鶴崎心桜さんの母親はその後結婚。元夫との間に長女である鶴崎心桜さんを、そして現夫との間に次女をもうけました。現夫と娘2人の4人で暮らしていた鶴崎心桜さんの母親でしたが、2021年6月9日に関西国際空港連絡橋(関空橋)から落下して命を落としました。

鶴崎心桜さんの母親の顔は現在まで公開されていません。鶴崎心桜さんの母親は死亡当時37歳。奇しくも、毒物カレー事件が起きた際の林真須美死刑囚と同じ年齢でした。

先ほど掲載した、子供時代の鶴崎心桜さんの母親の顔には「ぼかし」が入っています。より目であることは林真須美死刑囚に似ている印象を受けます。しかし眼もとをよく見ると、「たれ目」である林真須美死刑囚とは異なり「つり目」です。

また、鶴崎心桜さんの母親のあごも、林真須美死刑囚ほど「しゃくれ」ておらず、鼻筋も通っているように見えます。どちらかというと父親の林信治さんに似ている印象です。

林信治さん、すなわち鶴崎心桜さんの祖父の顔はなかなかのイケメンです。ぼかしの入った顔写真、そして林真須美死刑囚と林信治さんの特徴も踏まえると、鶴崎心桜さんの母親の顔は以下のような美人だったと考えられます。

鶴崎心桜さんの母親は、自分が林真須美死刑囚の娘であることを隠さなかったと言います。

「母親の素性を明かしても、連いて来る人だけを大事にしよう」

鶴崎心桜さんの母親は強い決意のもと、鶴崎心桜さん、現夫、そして次女と4人で暮らしてきました。しかし、林真須美死刑囚の事件が新たな展開を迎えたことで、鶴崎心桜さんの母親を取り巻く環境に変化が訪れます。

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毒物カレー事件の真犯人説が再浮上

和歌山毒物カレー事件は、1998年7月に和歌山県和歌山市で起きた事件です。カレーを食べた67人が急性ヒ素中毒になり、うち4人が死亡する大事件となりました。同年10月、林真須美が容疑者として逮捕。以後長らく裁判が続きましたが、2009年に林真須美の死刑が確定しました。

一方、林真須美死刑囚がカレーに毒(ヒ素)を混入したという決定的な証拠は見つかっていません。毒を鑑定した和歌山県警科捜研が、「ヒ素を青酸化合物と誤特定」「主任研究員による鑑定結果の捏造」という問題を起こしてたことも相まって、「真犯人は林真須美ではないのでは?」といった説がいまだに存在します。

実際、林真須美死刑囚の弁護士は再審を要求。2021年の5月31日、和歌山地裁が再審請求を受理するに至りました。林真須美死刑囚の弁護士は、医師の調書などから「第三者の犯行(である可能性)」との結論に至ったと話しています。

鶴崎心桜さんの母親と娘の飛び降り、そして鶴崎心桜さんの殺害は、林真須美の再審請求受理の直後に起こりました。ネットでは「毒物カレー事件の真犯人は鶴崎心桜さんの母親(林真須美の長女)ではないか?」との声が上がっています。

・真犯人は娘って説がずーっとあった。真須美の再審が受理→娘死亡、コレは…

・親が毒で稼いでると知ってる娘がいじめの報復でカレーに入れたらとんでもないことになって、母親もそれを知ってるが娘の仕業とはいえず、容疑者のままでいるとかいう説もあるんだってな。

出典:ネットの声

しかし、事件当時疑われていたのは林真須美死刑囚の次女、すなわち鶴崎心桜さんの母親の妹です。事件当時、毒物カレーの鍋のすぐ近くにいたのが林真須美死刑囚そっくりの次女だったことが原因です。

元々疑われていなかった長女が真犯人であるなら新事実です。しかし、「母親の素性を明かしてもついて来る人だけを大事にしよう」というほどの覚悟を持った人が、殺人を犯して20年以上も黙っているものでしょうか?

また、もし鶴崎心桜さんの母親が毒物カレー事件の真犯人であれば、母親である林真須美死刑囚が娘をかばっていることになります。

しかし、2021年6月12日付のAERAには、鶴崎心桜さんの母親は林真須美死刑囚について、「もう出てこんでええわ」「会いたくもない」と親族に語った、との記事が掲載されています。

もし、林真須美死刑囚が自分をかばってくれているとしたら、鶴崎心桜さんの母親は「もう出てこんでええわ」「会いたくもない」などとは言うはずがありません。

鶴崎心桜さんの母親が毒物カレー事件の真犯人である説は、信ぴょう性が薄いものと考えられます。

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追及を恐れて無理心中か「死ぬしかない・・・」

一方鶴崎心桜さんは、2021年6月に殺害される以前から、虐待を受けていたことが分かっています。鶴崎心桜さんの近所の人によれば、鶴崎心桜さんの母親は次女とよく遊んでいました。

鶴崎心桜さんは、鶴崎心桜さんの母親と前夫との間の娘です。幸せな家庭を手に入れたと思った鶴崎心桜さんの母親でしたが、元夫とは離婚してしまいます。関係者によると、原因は元夫の浮気にあったようです。

林真須美の長女は一度離婚している、原因は旦那の浮気。林真須美の長女は娘(鶴崎心桜さん)を引き取って別れたようだ。

出典:関係者の声

失意に暮れていた鶴崎心桜さんの母親でしたが、今度は再婚相手である現夫と出会います。林真須美死刑囚の娘である自分、そして連れ子の鶴崎心桜さんを受け入れてくれた現夫。鶴崎心桜さんの母親は「この人と今度こそ幸せな家庭を築く」と誓い、再婚を果たしました。

しかし、鶴崎心桜さんの母親と現夫の間に次女が生まれると、現夫は鶴崎心桜さんに暴力をふるい始めました。なんだかんだで実子のほうがかわいいもの。鶴崎心桜さんの母親も、ようやく手に入れた現夫との生活を手放せず、鶴崎心桜さんの虐待を黙認していました。

そして2021年6月9日。帰宅した鶴崎心桜さんの母親の前には、血のような黒いものを吐き出し意識を失った鶴崎心桜さんの姿がありました。鶴崎心桜さんの母親はこう思ったことでしょう。

「事件が明るみに出れば、私が林真須美の娘であることが世間に知れ渡る。そうなったら、娘(次女)も私みたいに大変な人生を歩むことになる。一緒に暮らしていた私もDV夫も、当然マスコミから狙われる。もう死ぬしかない。。。」

鶴崎心桜さんの母親は次女を連れて車に乗り込み、関空連絡橋に向かいました。そして、次女共々海に向かって身を投げ、死亡しました。

鶴崎心桜さんの死因は全身打撲による外傷性ショック。犯行は、鶴崎心桜さんの母親の現夫と思われますが、まだ真相は明かされていません。

和歌山毒物カレー事件、そして鶴崎心桜さん殺害事件。真相が分かり次第、追記していきたいと思います。

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