齊藤元彦の評判がひどい!「ウソばかりつく」見た目だけで中身が無い兵庫県知事候補

政治

齊藤元彦(さいとうもとひこ)氏が兵庫県知事選への出馬を正式に表明しました。次期兵庫県知事として、齊藤元彦氏の評判が気になるところです。

この記事では、斎藤元彦氏の評判についてまとめていきたいと思います。

齊藤元彦の評判は「とにかくイケメン」

齊藤元彦氏は東大出身の元総務省官僚。斎藤元彦氏は兵庫県出身で年齢も44歳と若く、お世辞抜きに「イケメン」と言わざるを得ない風体です。

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ツイッターやFacebookなどでは、齊藤元彦氏が「イケメン」という評判が早くも広がっています。「本当に新しい時代がやってくる」という期待を込めたTweetも見られます。

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明日6/22(火)12:30〜13:30の予定で阪急「逆瀬川駅」にて街頭演説会があります!

兵庫県知事選挙の予定候補者
【さいとう 元彦 】さんが演説します

写真は川西能勢口で街頭演説をされたときの写真です😊
通りすがりの女性からは、まー!すらーっとしてイケメン❣️との声が
今日は、兵庫県知事候補予定者のさいとう元彦さんの応援に、西神中央駅へ行って来ました。とても感じの良い人で背も高くイケメン、須磨区出身、東大出だそうです(^^) 私は、政治にはあまり関心が無い方ですが、こんな人が知事になったら、こんな兵庫県にも本当に新しい時代がやって来ると思います

イケメンで評判の斎藤元彦氏。当然女性達からの評判も抜群です。選挙活動中、爽やかイケメンである齊藤元彦氏の周りには、「マダム」たちが続々と群がってきます。イケメンに魅かれるさまは、ジャ〇ーズなどのアイドルに熱狂するファンそのものです。

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最近、知事の若年+イケメン化が加速しています。すでにイケメン三銃士は結成済み。後期高齢者の現知事に変わり齊藤元彦氏が兵庫県知事になれば、「イケメン四天王の結成も夢ではない!」ともっぱらの評判です。

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「若きイケメン」としての評判を確立しつつある斎藤元彦氏。「イケメン四天王」の一角をリーダーに持つ兵庫県の未来はさぞかし「ウハウハ」かと思われましたが、現実は全く逆になる可能性があります。

さいとう元彦は維新の手下「竹中平蔵の操り人形」兵庫都構想へまっしぐら

斎藤元彦の評判「ウソばかりつく」

見た目の評判とは裏腹に、「人間性」や「政策」に関する斎藤元彦氏の評判は必ずしも良くありません。その大きな理由として、齊藤元彦氏が「ウソ」を平然と垂れ流すことが挙げられます。

以下は、齊藤元彦氏のある日のtweetです。斎藤元彦氏は「土地の用途規制が厳しすぎる」との兵庫県民の声を引用しつつ、人口減少が著しい兵庫県を嘆きながら、施策の遅さを批判しています。

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■さいとう元彦のTwitter
「土地の利用規制が厳しすぎる」。県内各地の住民から聞こえてくる声。
企業誘致、Uターンする家族のための住宅建築。ニーズはあるのにスピード感をもって対応できない。2020年、兵庫県は人口減少全国ワースト。施策の遅さがジワジワ効いています。

土地は一体何のためにあるのか。見直し必須です。

注目すべきは「人口減少全国ワースト」という情報です。兵庫県はよほど魅力のない県なのかと調べると、2020年と2015年との比較による都道府県人口減少ランキングでは36位と大健闘しています。「人口減少率」でググるとすぐに出てくる情報なので、齊藤元彦氏の情報は明らかに誤りです。

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ただ、齊藤元彦氏は東大出身の元官僚です。どこかに兵庫県が最下位になる情報があると思って調べてく行くと、2020年1~9月における「転出超過」で兵庫県が全国ワースト1位だった、との情報が見つかりました。ソースは元職場である総務省が出した住民基本台帳に基づくものです。

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総務省の住民基本台帳に基づくデータによると、都道府県をまたぐ移動者は外国人を含め1~9月で約200万人。コロナ禍の影響でテレワークが定着したことなどを背景に、前年同期と比べ約9万5千人減った。同じ時期の兵庫県への転入者は計7万4207人(前年同期比4・5%減)、転出者は8万722人(同2・5%減)。(出典:神戸新聞NEXT)

ちなみに2020年トータルで見た場合の兵庫県の転出超過は全国ワースト2位。2019年もワースト10位だったので、どう考えてもワーストは言いすぎです。極めて短期での人の動きを見て、「全国ワースト→ 施策が遅い」という斎藤元彦氏の論理展開は破綻していると言わざるを得ません。

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また、兵庫県の最新の分析結果によると、兵庫県から流出しているのは主に20代です。30代や40代はむしろ転入が多く、子育て世代がしっかりと戻ってきてくれる土壌は出来ていると分析されています。

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年齢別に見ると、依然として 20 歳代の転出超過数が拡大している一方で、30 歳代、40 歳代の子育て世代は転入超過となっており、就職期に兵庫を離れ、子育て期に戻ってくる流れは変わっていない。

出典:第二期兵庫県地域創生戦略(2020-2024)

このような現状にもかかわらず、齊藤元彦氏は比較的「高齢の」有権者との集合写真を載せたうえで、「Uターンする家族の住宅建築が~」などと言っています。つまり、斎藤元彦氏はウソの情報発信と誤った現状認識をした上で、「見直し必須」との主張を展開しているわけです。

記者からの突然の質問に「口を滑らせた」ということであればまだ救いようはあります。ただ、Twitterという発信内容の精査が可能な媒体で嘘をつかれてしまうのを見るに、斎藤元彦氏の兵庫県知事候補としての資質を大いに疑わざるを得ません。

実際Twitter上でも、齊藤元彦氏を「ウソつき」呼ばわりする声が多く見られました。

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・あんた噓ばっかりやな。大丈夫?逆に心配
・「2020年、兵庫県は人口減少全国ワースト」ウソTweetなので通報しました
・維新のさいとうさん、虚言はやめましょう

斎藤元彦は維新の手下「竹中平蔵の操り人形」県民不在で兵庫都構想まっしぐら

齊藤元彦はこどもたちの声を捏造

齊藤元彦氏の嘘つき伝説の発端は、ゴールデンウィーク中のTweetにさかのぼります。齊藤元彦氏は海を背に笑顔を浮かべながら、「兵庫県=恥ずかしい」とのツイッター投稿を行いました。なお当該Tweetは炎上で削除されたため、一部ツイ民からは「伝説の炎上Tweet」と言われているようです。

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「兵庫県、はずかしい」
こどもたちからそんな声が出ています。残念です。Uターンや地元就職で最も大切なことは、兵庫で育った人たちが故郷に誇りをもち、好きになること。
私はこの状態を必ず変える。全ての兵庫県民が「兵庫県が大好きで誇りに思っています」と必ず言ってもらえるように。

突然の兵庫県ディスリ。まず、こどもたちが「兵庫県の”何”が恥ずかしい」と言ったのかが全くわかりません。発言者がこどもたちなので、環境面(海、空気、学校が汚くて恥ずかしい)、あるいは人材面(先生、大人がひどくて恥ずかしい)などが”何”に相当する部分として考えられます。

兵庫県は国際的な港町として古くから評判です。兵庫県の南には「キレイすぎる」ことで有名な瀬戸内海があり、北側には透明度が高いことで評判の「竹野海岸」(兵庫県豊岡市)もあります。海が汚くて恥ずかしい、という意見はありえません。

瀬戸内海「きれい過ぎ」是正 水域設け対策、漁業影響防ぐ―法改正へ・環境省
瀬戸内海の一部で海藻類などの栄養源となる窒素やリンといった「栄養塩」の濃度が下がり、養殖ノリの色落ちや、漁獲量の減少が起きている事態を受け、環境省は対策を講じる方針を固めた。

出典:JIJI.COM
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竹野海岸

また、兵庫県が「空気が汚くて評判」という事実もありません。都道府県研究所が発信している「大気汚染の苦情件数ランキング」を見てみると、兵庫県は9位でした。人口約550万人の兵庫県よりも人口が少ない県が、件数で兵庫県に肉薄していることを踏まえると、苦情率では全国平均程度になります。

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また、学校で汚い場所として評判なのは「トイレ」です。兵庫県の学校のトイレはよほど汚いのか・・・と思いましたが、2020年における兵庫県の公立小中学校の洋式化率は60.9%で全国平均(57%)より上。

西宮市など一部では未対応とのことですが、「兵庫県(のトイレが汚くて)恥ずかしい」という文脈も明らかにおかしいことが分かります。

文部科学省が昨年9月に公表した、全国の公立小中学校のトイレの洋式化率は57%だった。兵庫県の洋式化率は60・9%で、都道府県別でみると9番目に高かった。また県内41市町別にみると、西脇市(12校)が83・2%と最も高く、次に伊丹市が82・5%、芦屋市が76・3%と続く。

出典:朝日新聞デジタル(2021年4月4日)

海も空気もトイレも全部キレイ。ここまで見ていくと、齊藤元彦氏がこどもたちの声としてツイッターで引用した「兵庫県、恥ずかしい」は環境面でないことは明白です。

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では、こどもたちは一体何に恥ずかしいと言っているのでしょうか?あえて回答を出すとすれば、「兵庫県の公務員」が挙げられます。

「不祥事の宝庫」という評判もあるように、兵庫県公務員による不祥事は枚挙にいとまがありません。今年に入ってからも、「元校長による買春」「警官による交番内での不適切行為」「兵庫県知事による税金の無駄使い」など、恥ずかしい話題が目白押しです。

①兵庫県伊丹市立小学校の元校長(62歳)が児童買春で逮捕。SNS上で「モモちゃん」と名乗り、女子中学生の裸の写真を販売(2021年3月)

②兵庫県西宮市の甲子園警察署管内の交番で、勤務中の警官が不適切行為(2021年5月)

③井戸知事提唱の「ウチワ会食」に批判相次ぐ。「飛沫が飛散」のうちわ配布で予算約700万
 (2021年4月、神戸新聞NEXT
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※②の詳細は、以下の記事で詳報しています。
不適切行為の女性巡査部長を特定「30秒もたない」水泳で鍛えた下半身で男を虜に

井戸兵庫県知事のやらかしはまだしも、一市町村で起きた不祥事で「兵庫県、恥ずかしい・・・」とボヤく小学生や中学生が本当にいるのかは大いに疑問です。

また、井戸知事は知事引退を表明しているので、「兵庫県の井戸知事が恥ずかしいから、僕は兵庫県にもう住みたくありません!」という解釈もおかしい。

こう見ると「兵庫県、恥ずかしい」というTwitter投稿も、齋藤元彦氏によるデマと考えられます。実際、齊藤元彦氏のツイッター投稿に対して、「子供たちが本当に言ったの?」「歩いてると色々な声が聞こえてくるのですねw」といったバッシングが相次ぎました。(※当該Tweetが削除されたため、一部Tweetのみ掲載します)

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歩いていると色々「声が聞こえてくる」お人なんやな

とにかく兵庫県をディスリまくる斎藤元彦氏。斎藤元彦氏が知事選への立候補を正式に表明すると、「わざわざ兵庫に戻ってこなくても…」との声も挙がりました。斎藤元彦氏は2021年3月まで、大阪府の財務部財政課長を務めていたので、「大阪でがんばってよ」とも言われてしまっています。

一部の兵庫県民の中では、斎藤元彦氏の評判はかなり悪いようです。

大阪府に勤務して学んだんならリスクを恐れずに大阪府知事か大阪市長に立候補したらいいのに。兵庫県には小学校の時しかいなかったそうだし
「兵庫県恥ずかしい」のだから わざわざ兵庫県に戻ってこなくても。。。

当該Tweetがツイッターから削除された一方、さいとう元彦氏が以下のリツイートをしたことはネット上に残っています。さいとう元彦氏は苦しい言い訳をしつつ、「自分は兵庫を誇りに思う!」と善人面をしています。

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先ほどのツイートに関し、たくさんのお叱りの声をいただいています。私の至らぬ発信、誠に申し訳ありませんでした。私自身が兵庫県を恥ずかしいと思ったことは一度もありません。むしろ、故郷を誇りに思っています。毎日県民の方と接する中でいただいた声、何とかしたい気持ちの一心です。
今の兵庫に危機感を覚えるあまり、強い表現を用いてしまいました。不用意な発言であって心より反省しています。兵庫をより良くしたいという気持ちは変わらず、皆様の声と共に歩んでまいりたいと思います。今後も厳しいご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。

「危機感を覚えるあまり強い表現」「不用意な発言」というくだりを見ると、こどもたちの「兵庫県、恥ずかしい」は齊藤元彦氏の自作自演(ウソ)であったというのは明白です。

ただ、齊藤元彦氏の弁明で最も問題なのは「ボクは兵庫県大好き。子供たちが兵庫が恥ずかしいと言っていただけ」と、子供たちに責任転嫁したように見える内容です。

先ほど見てきたように、兵庫県内では公務員の不祥事が相次いでいます。公務員のトップである兵庫県知事が「自己防衛のために若者を見捨てる」などした日には、それこそ「兵庫県、恥ずかしい・・・」と子供たちに見限られかねません

齊藤元彦氏は本件に関して、その後コメントをしていません。さいとう元彦氏が「兵庫県知事の器ではない」と言わざるを得ない一連のツイッター投稿でしょう。

斎藤元彦は維新の手下「竹中平蔵の操り人形」県民不在で兵庫都構想まっしぐら

スポーツを政治利用「ヴィッセル神戸を盛り上げましょう!」

斎藤元彦氏ですが、選挙選が本格化する前に「スポーツの政治利用」とも取れる行動で不評を買っていました。舞台は6月。サッカーヴィッセル神戸戦が終わった後、サポーターへの声掛けで起こりました。

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何が「選挙があります!一緒にヴィッセル神戸を盛り上げていきましょう!」勝手にクラブを選挙や政治に使うな

斎藤元彦氏が「ヴィッセル神戸をずっと応援している!」というならまだしも、これまで東京、宮城、大阪にいた人間が突然「ヴィッセル神戸を盛り上げよう!」というのは無理があります。

また、ヴィッセル神戸を所有する楽天の三木谷浩史会長は、斎藤元彦氏の対立候補である金沢和夫氏を応援しているとのことです。

斎藤元彦氏を推薦する維新が、三木谷会長が特別顧問を務める神戸レガッタ・アンド・アスレチック・クラブ(神戸KRAC)の場所が「無駄だ!」といったところから亀裂が生じた模様です。

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ヴィッセル神戸の三木谷さんはかなざわさんの応援です。 維新側から三木谷さんが会長を務める神戸KRACの場所は無駄だと言ってきたとか。これが維新のやり口かと思ったって仰ってた。きっと維新候補を応援しろって脅しかけてきたのかなって私は勝手に想像しましたが、きっとそうなんだろうな

神戸KRACは外国人向けのスポーツクラブとして150年以上前に創設され、神戸の国際化に一役買ってきました。やや廃れ気味の時期もありましたが、最近では日本人にも門戸を開いて活性化を図っています。

兵庫の古きよきものを「無駄だ!」と断罪する姿勢。維新と結びつきが強い斎藤元彦氏が兵庫県知事になったあと、さらに加速すると予想されます。

また、三木谷会長はポドルスキーやイニエスタといった「レジェンド」をヴィッセル神戸に呼び寄せ、日本サッカーのレベルや人気の向上に貢献されている人物です。三木谷会長からの評判も良くないとなると、斎藤元彦氏が県知事になった場合の連携が不安視されます。

齊藤元彦には具体策が全くない

齊藤元彦氏は兵庫県知事としての政策として、以下の4つを掲げています。

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政策のキーワードは、「復興」「再生」「改革」。齊藤元彦氏は一連の政策で、「今までの兵庫を変えていく。新しくする」ということを声高に宣言しています。

「改革」「再生」というのは非常に耳障りの良い言葉です。しかし、兵庫県知事候補としてもっと重要なのは、「政策をどうやって達成していくのか?」の具体的なビジョンやプランを斎藤元彦氏が持っているかという点になります。

県知事立候補予定者による公開討論会は具体的な政策が聞ける貴重な場です。中でも特に重要なのが、あらかじめ回答を準備できない「候補者同士の即席質疑応答」。斎藤元彦氏がどれだけ兵庫県の未来を考え抜いているかが問われます。

2021年6月までに開催された公開討論会でも、「候補者同士の即席質疑応答」は実施されています。さいとう元彦氏にとって、即席質疑応答は自らのビジョンを有権者に示す絶好の場。しかし齊藤元彦氏は、自らに具体策が全くないことを露呈してしまいました。

以下、公開討論会での質疑応答を見ていきます。(討論会の全編はリンクよりご覧いただけます)

立候補予定者公開討論会(2021.06.13)

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参加者:斎藤元彦、金沢和夫(現 兵庫県副知事)、金田峰生、中川暢三

金沢:斎藤さんは兵庫県の財政調整基金が29億で「極めて少額」と指摘された。批判は受け止めるが、震災関連償還や行政サービス維持の両立で貯金をする余力がなかったというのが(副知事としての)正直な感覚。もっと掘り下げた改革などの具体策があったら教えてほしい。

斎藤:長く県政が続くとしがらみなどで辞められない事業が出てくる。宮城や大阪で財政課長をやっていたからよくわかる。行政サービスを含めあらゆる事業をゼロベースで見直していきたい。

さいとう元彦氏の発言をかみ砕いて表現すると以下のようになるかと思います。

「宮城や大阪では”しがらみ”があって無駄に続いていた事業があったんですよ。だから兵庫県にもあるはずなんですよね。そういったことを見直せば貯金を増やせるはずです!」

齊藤氏の発言は「どこかに無駄があるはずだから、それをなくせば出来る!」という前提ですが、じゃあどこに無駄があるのか?の例示もありません。掘り下げた具体策とは全く言えない回答と言わざるを得ないでしょう。

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また齊藤元彦氏は、Twitterでの兵庫県ディスりでは物足りず、宮城県や大阪府までディスってしまいました。炎上商法ここに極まれり!と言えばそれまでですが、これまで現場でがんばってきた金沢氏をはじめ、宮城や大阪の人たちへのリスペクトを欠いた発言と言わざるを得ません。

斎藤元彦氏の名回答はまだまだ続きます。同じく兵庫県知事候補である金田氏とのやりとりです。

金田:30人学級を目指すとおっしゃられてたが、具体的なプランを明らかにしていただけないでしょうか?

斎藤:子供たちにとって少人数のきめ細かい授業をうけていただくのが大切。私自身は小学生の息子がいて・・・(中略)・・・積極的に出来るところからやっていく(約1分半)

具体策を聞かれた齊藤元彦氏でしたが、明確な回答は得られませんでした。さきほど齊藤元彦氏はこどもたちの声を捏造しましたが、本当に子供たちの未来を考えているのか、甚だ疑問になります。

また、齊藤元彦氏が長々と自分の身の上話をするさまは、安倍前首相を彷彿とさせます。リーダーには、聞かれたことに簡潔・明瞭に答える能力が必須。さいとう元彦氏の回答能力は、兵庫県知事候補として落第点でしょう。

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立候補予定者公開討論会(2021.06.29)

続いては2度目の公開討論会での質疑応答を見ていきます。

参加者:斎藤元彦、かなざわ和夫(現 兵庫県副知事)、金田峰生、中川暢三

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 かなざわ:兵庫県を新しくしていきたいというのは結構だが、具体的にどういったことを目指すのかのビジョンが見えない。ビジョンを教えてもらえないか?

 齊藤:これからの時代は先行きが不透明。「多くの人々が集まる兵庫」、「もっと元気な兵庫」ということはあるが、そのためには県民の声を聞く必要がある。県内、あるいは県内外を走り回り、その声を反映して一緒に新しい兵庫を創っていく

かなざわ氏の質問は「兵庫県のリーダーとしてのビジョン」に関するもの。しかし、ビジョンを問われた齊藤元彦氏は「それは県民の声を聞いて決める」と答えています。

「僕は兵庫を元気にして人を集めたいんです!新しくしたいんです!!でもどう進めるかは県民に聞いてから決めます」

どう元気にするのか?どう人を集めるのか?かが全く見えてこない。齊藤元彦氏の発言を文字化すると、齊藤元彦氏の頭の中に具体的なビジョンが全くないことは明白です。

リーダーはある意味船長。船長がどこに行こうか船員に聞いているようでは、船はいつまでたっても新しい土地にはたどり着けません。斎藤元彦が船長になった兵庫県は、県民との話し合いに終始してちっとも前に進めない可能性が大いにあります。

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さいとう元彦氏に具体策が無いことは他の候補者とのやり取りでも見て取れます。中川ちょうぞう兵庫県知事候補と斎藤元彦氏とのやりとりです。

 中川:子供みらい会議をやると言ったが、ポーズのようで今更感がある。現実の課題を解決するアクションにつながる会議にすることが重要。会議の背景にある理念、覚悟、実行力などがあったうえで、子供みらい会議をやるとおっしゃっているのか?

 齊藤:学生から「政治に関与することによるメリットや方向性が見えない」「自分たちの声を反映させる場が欲しい」という生の声があったのでやることにした。

 中川:募った声をどう政策に反映させるのかの具体的なアクションは?

 齊藤:そのために子供みらい会議をつくる。SNSやオンライン会議など多様な方法で行う。大事なのはそこで伺った色々な意見を取捨選択し、バランスをとって進めていくこと。

 中川:それだけで知事の時間終わっちゃいますよ・・・(失笑)

さいとう元彦氏と中川ちょうぞう兵庫県知事候補とのやり取りをまとめると以下のようになります。

Q. 子供みらい会議をやるのはなぜですか?
A. 若者の政治参加を促し、意見を吸い上げるためです
Q. 吸い上げた声をどう政策に反映させるのですか?
A. そのために子供みらい会議をやります。色々な方法でやります。

「みらい会議をやる目的を達成するために、みらい会議をやる」。一連のやりとりを見ていくと、無限ループにハマってしまいます。さいとう元彦氏に具体策がないことに加え、最近流行りの小泉構文を彷彿とさせる回答です。

■小泉構文とは?
よく聞くと意味不明な繰り返し表現。ポエムのような文章ともいわれる。

例文.
①今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけないと思っている。
②私の中で30年後を考えた時に、「30年後の自分は何歳かな」と発災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、30年後の約束を守れるかどうかという、その節目を見届けることが、私はできる可能性のある政治家だと思います。
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斎藤元彦氏が小泉進次郎などの「イケメンお笑い議員」を目指すならまだしも、兵庫県のトップとして未来を創っていく人間にしてはあまりに心もとない回答です。

「兵庫を素晴らしくしたいというのも”嘘”でしょ?ただ政治屋(せいじや)になりたいだけでしょ」

有権者からそう詰め寄られたとして、さいとう元彦氏は明快な反論が出来るのでしょうか?

ここまで見ていくと、齊藤元彦氏の大きな弱点は「虚言癖」と「具体策の乏しさ」。コ〇ナで苦しみ続けてきた有権者たちを相手に、「イケメン」の評判だけで乗り切れるほど知事選は甘くないでしょう。

兵庫県知事選挙は7月18日の投開票に向け、これから本格化していきます。「イケメンウソつき男」という評判を返上できるような具体的なプランを齊藤元彦氏がどこまで示せるか、注目したいと思います。
斎藤元彦は維新の手下「竹中平蔵の操り人形」県民不在で兵庫都構想まっしぐら

斎藤元彦氏の評判(選挙期間編、随時更新中!)

発言に信ぴょう性と具体性を欠く斎藤元彦氏。ここからは、斎藤元彦氏の選挙期間中の評判を県民の声と共にどんどん取り上げていきます。

2021.07.03 中身のない言葉「ゼロベース」を発動


いよいよ始まった兵庫県知事選挙。斎藤元彦氏ですが早速、評判を下げる発言をしている模様です。

#兵庫県知事選挙 さいとう元彦候補、なんとなく頼りないうえに、「様々な・・・前にすすめる・・・ゼロベースで・・・」、兵庫県に関する知識と理解が乏しいのか、具体性に欠ける話ばかり。あいかわらず何がしたいのかさっぱりわからない!

斎藤元彦氏の新キーワードとして、政治家が大好きな「ゼロベース」が飛び出しました。ゼロベースはすべてをゼロ、つまり全く何も無かったものとして考えるということです。そして前評判通り、「具体性に欠ける」との声も飛び出しています。

先ほど見てきたように、兵庫県には素晴らしい資産が沢山あります。斎藤元彦氏が兵庫県に住んでいたのは、神戸市立若宮小学校に在学していた12歳まで。約30年兵庫県を離れていた斎藤元彦氏はまず、兵庫県の現状をしっかり勉強する所から始めたほうが良さそうです。


伝家の宝刀を次々と繰り出す齊藤元彦氏。斎藤元彦氏はTwitterで、小泉進次郎ばりの「ポエム」投稿も開始しました。ツイ民に早速突っ込まれています。

<人々を笑顔にするポエマーお花畑さいとう元彦>
動けば様々な方にお会いできます。お話しできます。声を聴くことができます。そして最後はみんな笑顔になってくださいます。頑張って、応援してるよ、この一言が疲れを吹き飛ばしてくれます。淡路の皆さま、気持ちがやさしい人たちでいっぱいです。世界に自慢したい、国生みの島です。

淡路島は、日本最古の歴史書「古事記」の冒頭を飾る「国生み神話」の中で、最初に誕生する島です。斎藤元彦氏は自らの評判を高めるべく、歴史への造詣が深いことをアピールしています。

しかし歴史への造詣と、政治という「泥臭い現場」で結果を出せるかは全く別です。選挙期間後もポエマーのままでは、斎藤元彦氏は「イケメンお笑い議員」まっしぐらです。

2021.07.04 またウソをつく!「神戸を三宮と誤Tweet」

斎藤元彦氏ですが、早速ツイッター上で「ウソ」の情報を発信してしまいました。しかも斎藤元彦氏が間違えたのは、あろうことか「地名」です。兵庫県知事を目指す人間が、兵庫県の地理を間違えて発信するのは兵庫県民を「舐めている」としか思えません!

saitoumotohiko Twitter10
<斎藤元彦>
三宮の中心街で演説です!下村政調会長、西村大臣、地方国会ぎいんとともに街宣車の上から政治信条についてお話ししました。
(中略)
引き続き、走り続けます!

<兵庫県民>そこumieの近くです。三ノ宮ではありません。
・ですよね。何かおかしいと思いました。
・そこはハーバーランドです!兵庫県民を舐めてますか?

なお、斎藤元彦氏らが演説していたのは神戸市ハーバーランドにある「神戸ガス燈通り」上です。斎藤元彦氏が兵庫県を離れたのは1990年ごろ。ハーバーランドの開業時期と一致します。斎藤元彦氏の頭の中には、ハーバーランドがない30年以上前の地図が広がっているのでしょうか?

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なお、西村大臣は4日午前中にワクチン接種会場を視察後、予定されていた取材や会見を急遽キャンセルしたとのことです。4日午後に平然と斎藤元彦氏の応援をしていたことを踏まえると、「選挙>>>感染対策」なのが丸見えです。

2021.07.07 洪水警報発令中でも演説「言うこととやることが矛盾」

斎藤元彦氏が、自らの評判を下げる問題行動をまた起こしてしまいました。

7月7日の午後12:43、兵庫県養父(やぶ)市に大雨洪水警報が発令されます。市民が危険にさらされる中、市長はじめとする職員は安全対策を最優先すべき状況です。

一方、斎藤元彦氏は当日の夕方、養父市での街頭演説を予定していました。大雨洪水警報発令中なので普通であれば自粛する所、斎藤元彦氏は演説を決行。斎藤元彦氏を支援する広瀬栄 養父市長も、災害対応そっちのけで応援にかけつけました。

斎藤元彦氏と養父市長の対応に市役所には抗議が殺到。大雨に対する対応をすべき市民の労力を無駄に消費させる事態となりました。

本日、養父市洪水警報中に広瀬養父市長がさいとう元彦候補の応援演説。 避難者も出る中、谷公一衆院議員、橘秀太郎県議も同行、自民党員が招集ビラで15人程集めて決行。 市役所に抗議殺到。

さらに斎藤元彦氏は同日夜、災害に関してTweet。自分の活動は棚に上げ、「ご注意ください」「注意喚起に努めます」と上から目線のTwetter投稿に、県民も怒り爆発の事態となりました。

よく言うよどの口がそんな綺麗事を並べてるの養父市で避難者も出る中、ビラ配りして人を集めて決行した癖に‥しかも養父市に洪水警報が出てるのに市長は貴方の応援演説で役所を留守にして、その間に何かあったら、どう責任取れますか?言う事とやる事が矛盾してる

県民からの評判を着実にさげていく斎藤元彦氏。立派な大人として、ウソばかりつく言行不一致ぶりは即刻改めなくてはなりません。

2021.07.10 反対勢力に挑戦状「絶対に負けません!」

選挙戦が進む中、斎藤元彦氏へのネガティブキャンペーンが張られ始めました。選挙では良くあることですが、斎藤元彦氏は「絶対に負けない」と力強く宣言し、兵庫県知事の座獲得への意欲を示しています。

 私は絶対に負けません。最後の最後まで全身全霊走り続け、必ずこの戦いに勝って、躍動させる兵庫県政を実現させてみせます。

一方、斎藤元彦氏のTweetに対して、「ウソや意味不明な発言を無視するからだ」との声が挙がっています。斎藤元彦氏は討論会で「県民の声をしっかり聴く」と語っています。都合の悪い指摘を黙殺するようでは知事就任後の県政に大きな不安が付きまといます。

兵庫県恥ずかしいのツイートから始まり、地名の間違いの数々、震災が20年前に起きたと勘違い。兵庫生まれでも兵庫にずっといなかったし、兵庫を知ってるとはとても思えない。 間違いを認めないからダメなのでは…アンチではなく皆さん正論を言われてると思いますけど。
さいとうアンチは誰もいないと思います アンチではなくさいとうが小学生でも間違わない意味不明な発言をし、みなが説明を求めても無視をするから否定的な発言が多いだけ。すぐに自分の発言を謝罪すれば好感度爆上がりやったはず。自民が誰一人謝罪せず、その自民に金出して貰ってるから絶対謝らないね

斎藤元彦氏の評判は全体的に上々のようですが、「ウソを認めない」「反対意見を無視する」ことに関しては悪評が噴出し続けています。選挙戦も終盤になってきましたが、評判を下げるような「ウソ」を垂れ流さずに走り切れるか注目です。

斎藤元彦は維新と竹中平蔵の操り人形 パソナ支配で兵庫都構想まっしぐら

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