大阪の私立興国高校で、生徒が吸っていた大麻を校内に隠し続けた疑いで、興国高校の副校長と生徒指導部長が書類送検されました。副校長の名前や顔写真が注目されています。
この記事では、私立興国高校で副校長を務める男性教諭の名前や顔画像を見ていきます。
興国高校副校長の名前は宮野博先生
生徒の大麻吸引隠ぺいで話題になっている興国高校の副校長の名前を調査していきます。まず副校長の名前を調べるために興国高校のホームページ確認を試みましたが、副校長の名前はおろかアクセスすることすらできませんでした。
そこで、興国高校の副校長の名前に関してさらにネット検索を行った結果、興国高校の副校長は宮野博という名前であることが分かりました。興国高校副校長の名前に関する情報源は、2020年に発出された報告書です。
学校法人興国学園 興国高等学校 副校長 宮野 博
大麻事件で興国高校の副校長が書類送検されたのは2022年です。興国高校副校長が宮野博という名前でない人間に変わった可能性はゼロではありません。しかし、興国高校の副校長の名前が変わったといった情報は入手可能な情報を探っても見つかりませんでした。
また、興国高校副校長は年齢が70歳と報道されています。後述するように、興国高校の副校長と考えられる宮野博先生の顔画像は、60代後半といったところです。発見した宮野博先生の顔画像は今から5年ほど前の写真なので、副校長=70歳という報道とある程度一致します。
以上のことから、興国高校副校長の名前は、宮野博先生である可能性が極めて高いと判断しました。興国高校副校長の名前に関しまして新たな情報が得られ次第追記してまいりたいと思います。
興国高校副校長の顔画像「厳しい視線で生徒を監視」
宮野博先生という名前である可能性が高まった興国高校の副校長。大麻吸引の事実を隠そうとした興国高校副校長の顔画像が気になるところです。
そこで、「興国高校の副校長」、「宮野博」という名前などで写真を検索していくと、興国高校関連のサイトから、「宮野副校長」という名前と共に幾つかの顔写真が見つかりました。興国高校副校長の写真とは確定していないため、念のためモザイクをかけて掲載させていただきます。
興国高校副校長と思しき男性の写真は、興国高校のfacebookページに掲載されていたものです。興国高校副校長は眼鏡をかけ、生え際は後退しているものの精悍な顔つきをしています。興国高校副校長は口を真一文字に結び、眉間にしわを寄せて生徒たちを見ています。
興国高校では研修旅行として、海外を訪れています。旅立ちを前に、空港内で体育座りをして校長先生らの話を聞く興国高校の生徒を、ひときわ厳しい視線で凝視していたのが、宮野博副校長でした。
それにしても、空港の一角を陣取って大男たちが体育座りしている姿を見ると、どこぞの軍隊を思い出させます。興国高校副校長の宮野先生はとても厳しい先生のようで、ネット上でも「携帯いじる生徒に対して、目線が厳しい」との書き込みが名前付きで見つかりました。
本当に厳しい 携帯いじるなんて見つかれば怒鳴られるぞ今はそれ+3回で停学と聞いて驚いたもの居眠り続いて指導喰らって退学した奴もいると聞いた時「興國は本当に変わったんだな」と驚いた (中略) 宮野副校長だって目線厳しいし 坪内センセなんか「アドバンスで国公立行った奴とかアスリートで海外行った奴の日頃を見習え」と口五月蝿かったんだもの
興国高校はまさに軍隊学校。興国高校副校長として、軍隊を統率していた宮野副校長は当然厳しい漢でなくてはなりません。「俺が学校を守る」宮野副校長はそんな気持ちで大麻を隠蔽しようとしたのでしょうが、守るべきものは法律やルールです。
大麻使用自体は大麻取締法で罪を問えませんが、「大麻所持」は立派な犯罪になります。大麻を所持していた宮野副校長は守るべきものを間違えたばかりでなく、「大麻保管」で自らも犯罪者になる可能性も出てきてしまいました。
興国高校副校長は学校関係者評価委員「透明性を高めるのが仕事」
興国高校副校長と思われる宮野博先生は、奈良リハビリテーション専門学校の学校関係者評価の委員を務めています。興国高校副校長が委員を務める「学校関係者評価」とは、学校・家庭・地域が学校の現状と課題について共通理解を深めて相互の連携を促し、学校運営の改善への協力を促進するために行われます。
自己評価の客観性・透明性を高めるとともに、学校・家庭・地域が学校の現状と課題について共通理解を深めて相互の連携を促し、学校運営の改善への協力を促進することを目的として行う。
出典:文部科学省
興国高校副校長は今回、学校の評判が下がるからという理由で大麻を自らの判断で隠していました。自校である興国高校の「透明性確保」すら出来ていない副校長が、他校の透明性向上や学校運営向上の委員に名前を連ねるとは笑止千万です。
興国高校大麻吸引隠蔽事件の概要
大阪の私立興国高校で、生徒が吸っていた大麻を校内に隠し続けた疑いで、興国高校の副校長と生徒指導部長が書類送検されました。男子生徒10数人が2020年秋に校内やグラウンドで大麻を吸ったと認めたため、警察が副校長らに情報提供を求めていた結果、隠ぺいが発覚しました。
大麻吸引の報告を受けた副校長らは警察に提出せず、自分の部屋の棚などで保管していました。副校長らは取り調べに対し、以下のように語っています。
学校の評判が下がると思った
出典:読売新聞
追記:興国高校関係者が証言「宮野副校長は熱くて良い先生!」
校内で大麻を吸引してしまった興国高校。ここまで、興国高校副校長である宮野博先生の人となりを見てきましたが、興国高校の関係者と名乗る方からタレコミが寄せられました。タレコミの扱いは慎重になるべきですが、副校長である宮野博先生への想いが詰まっていたため掲載いたします。
興国高校の関係者です。宮野副校長はとても熱いかたで子供たちの悩みにも熱心に耳を傾けてくれました。大麻を隠してしまったのは悪いことですけど、そもそも悪いのは大麻を吸引した生徒たちですよね?興国高校の副校長が隠したって報道されて宮野先生が攻められてますけど、宮野副校長のいいところもちゃんと報道しないとだめだと思いますよ。
大変貴重かつ熱量のこもったタレコミありがとうございます。副校長の宮野博先生を擁護する口ぶりからするに、興國高校の卒業生、あるいは、親御さんかと思われます。
タレコミにもあるように、確かに事の発端は、興国高校の生徒が校内で大麻を吸ってしまったことです。生徒を想う宮野博副校長としては、学校の評判に加え、未来ある興国高校の生徒を守りたいという想いもあったのかもしれません。
高校生の手に危険な薬物が流通しないよう、警察には大麻の入手ルート特定などをしっかり進めて欲しいと思います。
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